ななちゃん

ななちゃんとの最後の日々

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ななちゃん

5月に入って食が細くなってきてはいたものの、

ご飯に口をつけなくなった5月16日までは普通に過ごしていました。

ななちゃんの呼吸が荒くなっていたのに気づいたのが5月18日の水曜日の夕方。

そこから急速に弱っていきました。

なぜだか山場は水曜日に、1週間間隔で訪れました。

5/18と5/25の水曜日に呼吸が荒くなって、

そして亡くなった日も6/1の水曜日でした。

それ以外の日は、呼吸は落ち着いているように見えました。


06092022-1

(窓辺で風にあたると落ち着く様子でした)

衰弱してあまり動けなくなっても、

「チュール食べる?」「水飲む?」と声をかけると、

「ミャー」と返事をして、いつもの可愛いななちゃんでした。


06092022-2

(朝の寒い時間から窓辺で風にあたっていたななちゃん)

肺に腫瘍があると、溺れているような呼吸困難で苦しむと聞いていたので、

安楽死のタイミングを常に悩んでいました。

呼吸は荒くなっても呼吸困難のようには見えず、

水曜日以外は落ち着いて平穏に過ごしていたので、

結局自然に任せることにしました。


06092022-3

肺の腫瘍は呼吸で苦しむと聞いていたので、

酸素室を買おうか悩みましたが、

狭いところに閉じ込められるときっと悲しむだろうと思ってやめました。

その代わり、

夫が酸素コンセントレーターを見つけてくれて、

急遽購入しました。


06092022-7

少し動いて息がハアハアなった時に管をあてると、

楽になったようにも見えたので、少しは効果があったのかも。


06092022-5

(ななちゃんも酸素の管がわかっている様子でした)


06092022-6

最後の週は、

寝てるのか朦朧としているのかわからない状態がほとんどでした。

たまに起きた時に、


前の記事でも触れた、甘えるようなポーズしてくれました(お腹なでなでポーズ)。

毎日お決まりのこのポーズももう見れないのかと、

内心悲しく思っていたので、

ななちゃんがそんな私の気持ちに応えてくれたように思えました。

衰弱したななちゃんを前に悲しい気持ちではありながらも、

ほっこりした瞬間でした。

(これがエンジェルタイムなのかな)

苦しまずに眠るように旅立ってくれたらいいな、

と願っていましたが、

亡くなる前日の夕方くらいから

息が少し荒くなってきたのでそれも難しいのかな、と感じていました。

最後の日、

呼吸が荒くなっていよいよしんどそうになってから、

約20分後に息を引き取りました。

ななちゃんはどのくらい苦しかったのか、

自然死を選択して本当によかったのか、

今でも考えてしまいます。

亡くなる前日のななちゃん


06092022-4

水も自分では飲めず(シリンジで与えてました)、

衰弱して1,2歩歩くのがやっとでした。

最後までトイレにちゃんと行こうとして、

シリンジでの水飲みも全然嫌がらず、

最後の最後まで手のかからない本当にいい子でした。

ななちゃん、よく頑張ったね。

少しでも長く一緒に居ようとしてくれて、

ありがとうね💕

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