アメリカ大学院(MBA)留学情報

MBAとEMBAの違い


MBA留学を計画している際に予備校のカウンセラーの方からEMBAの方が良いのではないかとアドバイスを受けました。というのも、その時点ですでにアラフィフだった私は、約20年の社会人経験があることと、マネージャーポジションも数年経験していたので、社会経験約5年くらいの生徒が主流のMBAで学んでも物足りないのではないか、とのことでした。



MBAとExecutive MBA



EMBA(Executive MBA)というものがあることすら知らずに留学したいと言い出していた私としては、予備校(アゴス・ジャパン)のカウンセリングを受けて、MBAとEMBAの選択肢があることを知れたのは良いことでした。



EMBAは、すでに10-15年のキャリアのある方々向けのビジネススクールとのこと。私は経歴的にはEMBAに該当します。しかもEMBAは、GMATスコアの要件がなく職務履歴書での応募のところが多く、どこも入りやすそうにも思えました。



ところが、いざアメリカのEMBAを調べ始めると、どこも学費がMBAの倍以上!?私が調べていた時期はまだ円安が進む前でしたが、それでもとても払える金額ではありませんでした。アメリカの管理職の方々のお給料がよほど良いのか、日本の給料があまりに低いのか… 



という流れで、本来はEMBAが経歴的にはマッチしていることを承知の上で、財政上の理由でMBAを選択することになりました。学費が払えないので選びようも無かったというのが実情です…



実際のMBAの授業



昨年2022年の8月の秋のセメスターから学校が始まり、現在は春のセメスターが終わった春休み中です。2セメスター受け終わった段階の途中経過の感想にはなりますが、予備校がアドバイスして下さっていた通り、授業内容はすでに仕事で十分知っていることが多く含まれていて、最初の2セメスターは簡単に感じる科目が大半でした。



ただし、その方々の経験値や、学ぶ大学院にも寄るかとは思います。私の場合、基礎科目として受けたアカウンティング、ファイナンス、マーケティング、ビジネスコニュニケーションはすでに知っていることだらけ。長年外資系企業に勤めていて専門用語も英語でしたので、英語は拙くとも内容は余裕でした。



とはいえ、



アカウンティングファイナンスは、概ね知っていることばかりだったとはいえ、以前は曖昧な理解の部分が多かったアニュアルレポートが隅々までしっかり読み解けるようになったので、以前より知識がついたことには間違いないです。



マーケティングは、アメリカの教材なのでアメリカ企業のマーケティング戦略の実例などがとても興味深く、なんだかんだとかなり楽しんで学びました。



ビジネスコニュニケーションは、日本ではマネージャーという立場上、部下にアドバイスをする立場でしたが、基礎から学び直せたのと、なんせ英語での授業なので、英語で正しいビジネス文書の書き方を学べたり、Elevator Pitchの練習が出来たことはかなりの収穫だったと思います。



それと、ビジネスエコノミックスが、授業の課題はとても大変でしたが、内容が私としては凄く興味深く、心底楽しんで学べたので、この授業で学んだことはいつかブログでも取り上げたいとも思います。私は大学では国際経済学を専攻していたにもかかわらずミクロ&マクロ経済学が非常に退屈で興味が持てず単位を取るのに2年要した苦い思い出があります。今回はあまりに楽しく学べたのが自分でも不思議で、それは自分が変わったのか、それともMBAで学ぶ内容が良いのか、どちらなのかはわからないままです….



ということで、ビジネスエコノミックスを除く基礎科目の大半が比較的簡単な内容だったという結論ではありますが、それでも学ぶ部分もあり楽しめましたし、英語にも環境にもまだ慣れてない時期でもあったので余裕があるくらいで丁度良かったとも思います。



学校のレベル



私は留学のための準備期間も無く、夫の海外赴任に帯同する機会を活かす目的で、消去法的に大学を選んだため、決してレベルは高いとは言えない小さなプライベートスクールで学んでいます。学生のレベルも決して高くないであろう環境で、しかも本来であればEMBAで学ぶべき経験がある中でMBAを専攻しているためただでさえ他の生徒とは議論のレベルが異なります。予備校でアドバイスをいただけたおかげで、この状況は覚悟の上で来たので、特に驚くこともなく、やはりそうだったか、といった程度です。授業でグループプロジェクトをすると、他の生徒が書いたドキュメントを読んで「詰めが甘いな」って思ってしまう場面も多々ありますが、他の生徒の方々に対して上司のような態度にならないように、同等の生徒として接するように、そんなことを気をつけながら過ごす日々です。



ただ、教授のレベルはやはり一流大学の方が良いんだろうなぁっと思ったりします。今のところほぼ全て良い教授に恵まれてはいますが、一人、どうなのかなぁと思ってしまった教授がいました。明らかにビジネスの実社会を知らない教授にどうしても経験上気づいてしまいます。ただ、教授とは全く見解の異なる内容で課題を提出しても、A判定をつけてくれてはいたので、自分がしっかり学んでさえいれば、教授もそれを理解して受け入れてくれる環境なのだとは思いました。



MBAの専門科目



MBAでは、さらに専門科目が選べるので、私は「Business Analytics」を専攻しています。将来にその分野で何か計画があるでもなく、長年の実務の経験の中で分析が好きだったので趣味的に選びました。



まだ専門科目は最初の一科目が終わったところなのでなんとも言えませんが、こちらは新しく学ぶことばかりで刺激的です。私は高校の時に私立文系コースに進んだこともあり数学は苦手科目なのと、GMATやGREの勉強もしていないので、事前に「高校の数学I・Aが一冊でしっかりわかる本」を一通り読んでおきました。この本を読んで驚いたのは、データ分析や確率が「数学I」に含まれていること。全く記憶に無くてびっくりしました。ちゃんと高校生の時に勉強してれば良かったなぁと今更反省。ただ、この復習をしていたこともあり、今のところ数学が得意と言っている他の生徒と遜色なく、寧ろ私の方が数学が得意?というような状況です。流石の日本教育の素晴らしさです。



MBAでも問題ない?



まだ2セメスター終わった時点での感想ですが、結論としてはMBAでも学ぶことも多く楽しく学べています。他の生徒との関わりも、アラフィフは私だけですが、授業によってはアラフォーの生徒の方々もいるクラスもあり、自分だけエラく歳とっている感もそこまでではなく学べています。要は自分の気持ち次第というところでしょうか。



すでに10年以上のキャリアのある方がもしMBA留学を検討している際、生の声として参考にしていただけると嬉しいです。

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