私は小さなプライベート総合大学のMBAのコースをとっていますので、入学条件も、TOEFLは「90点超えていると望ましい」という程度の大学院です。外資系企業に長年勤めていたこともありTOEICは毎年受けていてギリギリ900点台、時々900点いかない時もありました。そんな私が実際授業でどの程度ついていけているか、という点を、2セメスター終わった現時点での感想を今回は書きたいと思います。
予習は不可欠
まず、自分の英語力の無さを自覚しているので、学校が始まった当初から予習をしっかりして授業には挑んでいます。当然教授は生徒に予習を期待はしていますが、英語力の無い私がしっかり予習するとなると、おそらく他の生徒の3〜4倍くらい時間がかかっているとは思います。毎週テキストを100ページ以上読んで、且つ調べものをするのに他の文献も読む必要がありますが、最初の頃は、2度は読み込まないと内容が頭に入ってきませんでしたし、授業でのディスカッション項目になる部分は、事前に英作文をしておいて英単語を覚えておくようにしていました。
授業でのリスニング
予習をしっかりしているので、授業中に出てくる単語でわからないものはほぼ無く、最初から問題なく授業についていっています。それと、「MBAとEMBAの違い」のブログにも書きましたが、職歴の長い私には基礎科目は内容が割と簡単だったので、それもあって問題無かったのだとは思います。
リスニングは、前職が在日のアメリカ企業で、英語ネイティブが多い環境でかなり鍛えられていたので、そのおかげもあってか授業の内容に関しては問題なくついていっています。ただし、一旦授業の内容から離れた会話になるとわからない場面が今も多々あります。チームプロジェクトでの課題も多いのですが、雑談になった途端、会話についていけなくなったりします。
授業での発言
日本人大学生の留学生で、授業中の発言ができなくて苦労したような話をSNS等で耳にしますが、MBA留学生でそういったことはまず無いとは思います。実社会での経験があるため、意見はしっかり言う習慣がついていますし、英語が拙くても発言せずにはいられない、というのが私の実体験です。
授業の課題文書
毎週、ワード何枚分にもなる課題文書を提出しますが、大学院レベルの文書を求められるため、この文書作成が一番今も苦労している部分です。最初の頃は、大学で無料で利用できるTutorの制度があるのでそちらを利用していました。提出期限より余裕を持って下書きを仕上げてToturの方に見てもらってから課題を提出していました。文法の確認には当然Gramaryも活用しています。授業のテキスト以外にもWall Street JournalやNew York Timesを日常的に読むようにして、英語の様々な表現を吸収できるように心がけてはいます。その甲斐もあってか、2セメスター目にはTutorを使用せずとも文法や構成の部分でも課題で高い評価を貰えるようになってきました。
望ましい英語力
大前提として、もしTOEFL100点以上の英語力が最初からあったら、私ほど予習に時間もかからなかっただろうし、課題文書のレベルも最初から高いのだと思います。入学条件が緩く、英語のレベルが高く無かった私はその分、入学してから追いつくためにかなりの労力を使いました。仕事と並行してMBAを学んでいる生徒もいる中で、私は寝食以外ずっと勉強という日々でした。最初の英語力が高ければ、卒業時のレベルも一層高くなるでしょうし、事前にTOEFL100点以上の実力を付けてから留学するに越したことは無い、というのが感想です。
英語力の面でスタートが出遅れてしまった分、留学中はしっかり悔いの無いように勉強しようと心に誓った次第ではあります。
*画像は、UnsplashのAaron Burdenが撮影した写真を使用
私は、いよいよMBAのFall semesterの授業登録が始まる今日この頃です。
気持ちも徐々に高まるのですが、同時に不安もたくさんありまして。。。
私の性格的に、数字は苦手で下地作りはしているのですが、、、
ひとつ質問です。それも、しょうもない内容ですが。。。
予習していたり、クラスの時に、どうやってメモを取ってたりしてますでしょうか?
Laptopでしょうか?それとも、ノートやメモパッドでしょうか?
ノートとかの場合、おすすめのものとかありますか?使い方とか?
さらに、超Detailで恐縮ですが、メモはAll Englishでしょうか。それとも、日本語も混ぜて?
クラスのあとに、復習しながら消化する感じでしょうか。音声なんかは録音しますでしょうか?
やりながらしっくりくる手法にしてもいいのですが、皆さんどんな風に勉強されているのかなと
思いまして、、、
そろそろSummer SemesterのExamでしょうか?勉強でお忙しいところすみません。
お手すきの際に、教えていただけませんでしょうか。
色々聞いてもらえて嬉しいです!
勉強は、私は予習に重点を置いて、わからないことは全て授業内で解決するようにしてます。しかも、私は語彙力がないので、予習してないと単語がわからなくて話についていけない、という理由も大きいです。。。予習をしっかりしてる分、特に授業の録音が必要と感じたことは今のところはないです。
復習は、宿題が多いので、宿題をこなすことで自然に復習になってるような流れです。
予習や授業のメモは、私はLaptopで、MicrosoftのOneNoteを使っています。私のクラスでは手書きメモ派もいます。
予習ノートは英語メインで、和訳がないとわからないものは日本語も書いたりしてます。ただ、授業のメモはAll Englishです。英語で聞いたことを即座に日本語に変換できないので、自然にそうなってました。
ちなみに勉強ノートとしてMicrosoftのOneNoteを使っててよかったな、と思う点は、過去に履修した科目で学んだ知識が、後の科目で必要な場面もあるのですが、検索してその過去ノートに簡単に辿りつけるので効率が良いと感じてます。他のデバイス(ipadやiphone)からも見たり書き込んだりできるのも利点です。Office365は学割もあるので、私は個人的にはおすすめです。
テキストも、デジタルテキストを選ぶ人と、書籍を選ぶ人とそれぞれですが、私はデジタルテキストが好きです。遡ってもう一度読み直したいところとかが検索しやすいのが良い点だと思います。それと、宿題が間に合わない時や何度読んでも理解できない時に、一気にコピペして日本語翻訳かけてしまったりもできるので便利です。
◯十年ぶりの学生生活で、今の学校がどんななのか、私も最初は不安でした。宿題の調べものも全部ウェブ上のライブラリーで出来てしまうので、私は一度も学校の図書館に行ってないので、時代が変わったなぁなんてしみじみ思ったりしてます(^^;)
学校によって違ったりもしているかもしれないので、脱日本おじさんのブログで色々聞かせてください!楽しみにしてます♪
テキストはデジタルに分がありそうです。コピペ翻訳ほど頼もしい存在はないので。ただ、何度読んでもピンと来ないってことは誰でもあるんですね。私など、翻訳した日本語の理解がピンと来ない時があるんで。。。
ちなみに、ディスカッションの感触はどうですか?私は、性格はともかく、どんどん発言していくほど発想力も語彙力がないので、人の話を聞いて、周りに振って、うまくまとめてってところをやらないと、存在感ないだろうなと危惧していて。。。グイグイ系の人が目立つもんでしょうか?
いい成績を取ろうとか、そんなに意識はしてないですが、せっかく参加する以上、存在感は出したいよなって
気概はありまして。
授業の発言の様子は、私の通う学校は本当に小さなプライベートスクールなので参考にはならないかもですが。。。
授業中に教授があるトピックについてどう考えるかとか聞いてくる場面だと、次々とみんなが発言するので、私は間に入り込むタイミングがなかなか掴めないです。これは私の前職のアメリカ系企業での会議でも同じ経験をしていてなんとか克服したいと思っている課題ではあります。発言している人の話を遮るようなタイミングにはならないようにしつつ、でも終わりかけたらスッと入って自分が話出す、みたいなのが、上手に出来る人が多いなっと感じます。授業では、タイミングが掴めなければ、挙手してれば教授がふってくれるので心配ないのですが。
ディスカッションという場面だと、チームプロジェクトをすることが多いので、プロジェクトを進めるにあたりチーム内でディスカッションすることが結構ありますが、普通にワイワイ意見を出し合ったりしながら進めるので特に何も意識したことがなかったです。役割分担の時に遠慮せずに自分の得意分野を伝えて(私の場合は数字に関わる分析とか)そこを受け持つと、頼って信頼してくれる雰囲気はあります。
ただ、チームで話合ったことをすぐにドキュメント纏めて提出するような状況だと私の英語力では到底無理なので、リーダーシップ取ってくれる人に頼ってしまってます。チームプロジェクトは真面目に参加して取り組む生徒とテキトーにしか参加しない生徒とになんとなく分かれるので、真面目に提案とか調べものとかしながら参加しているだけで存在感があるような状況です、私の学校の場合はですが。。。
私はこんな感じですが、他の学校だと生徒のレベルも高そうなのでだいぶ違うかもしれないですね(^^)
授業での発言は、お話を伺うと少しワクワクします。不安よりも。私の顧客のアメリカ企業の日本法人でも、手を挙げて発言する人ってのは、出世していたので(もちろんそれだけが理由じゃないですが)、そこは勇気を持ってやりたいです。
グループワークも、どこの学校も傾向は同じなんじゃないでしょうか。真面目なチームと、そうじゃないチーム。これも、伺うと得体のしれない不安が少し解消されます。
Summer Semester終わられましたら、ぜひ所感をブログにお願いします!情報が少ない世界なので、先人の動向ほど、参考になることはありません。
今ちょっと一時帰国してまして、英語が遠くなってしまっている(英語で勉強するときに一番よくないですね)ので、また戻ったら、Tune upして、秋に臨みたいと思います!
ブログを見ていただけて嬉しいので、サマーセメスター後のブレイク中にまた更新したいと思います!