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ななちゃん、
ご飯を食べなくなり初めてから一週間が経ちました。
今は窓辺で風にあたっています。
呼吸は楽そうではありませんが、風に当たると気持ちよさそうです。
呼吸は、じっとしてても早くなって呼吸音がし始めたり、
また落ち着いたり…その繰り返し
あまり寝れていないようですが、こうして少し寝れる時間もあったり。
ちょっと自分の体勢を変えるだけでも息切れしてしまうので、
トイレに行く時やお水を飲む時は抱っこをして連れていくようしています。
食事はペースト状のものしか口にしませんが、
私の手から食べています。
それも少し食べると苦しくなってきちゃうようなので時間を開けて少しずつ。
この一週間での症状の大きな変化に、本当に驚きとショックで… 😢
ただ、明らかに衰弱してきてはいるけど、
一週間の間でも、調子が良くなったように見える日もあったり。
癌を患った猫の末期についてのブログ等をネットで読んでると、
色々な緩和治療をされている方も多く、
"ななちゃんの苦痛を緩和する方法があったのにしてあげれなかった…"
…と後で後悔したくないな、と考え始めました。
と言っても病院に行くのはななちゃんにとって最大のストレスではあるので、
この段階でそれは避けたい。
ネットで色々調べていたら、
在宅ホスピスのサービスがあることがわかりました。
ペットの安楽死の文化が根付いているアメリカで、
ターミナルケア専門の獣医さんがいるとは意外でした。
いくつか見つけたので連絡をとってみて、
家から割と近い獣医さんの予約が取れました。
( In Home Hospisとして )
昨日、獣医さんに家に来てもらい、
ななちゃんのこれまでの経緯と今の症状を説明。
ななちゃんの性格上、他人に会うこと自体が大きなストレスになることも伝え、
呼吸の様子はスマホで撮った動画を見せました。
そういった状況を踏まえ、
胸水や痰を楽にする注射をするかどうかの検討をしましたが、
その効果は短いので、
この段階で、在宅とは言えストレスになる獣医との対面や注射はやめよう、
という結論になりました。
少しでも無理なくカロリーをとってもらいたいので、
療法食(猫の食いつきがいいらしい)の処方箋を出してもらいました。
結果として、緩和のための治療は何もしませんでしたが、
在宅で獣医さんと相談できたこと、
これからも症状の変化に応じてまた在宅で対応してもらえる獣医さんがいるという心強さ、
このIn Home Hospisが私に与えてくれた安心感は大きかったです。
療法食の処方箋
Hills a/d
夫がその日のうちにこの処方箋を持って買いに行ってくれました。
ななちゃん、好きな味みたいで少しずつですが食べてくれてます。
ななちゃんの肺の腫瘍が見つかったのは、昨年の7月。
夫の海外赴任に帯同するのに健康面で問題ないかチェックしておこうと、
健康診断を受けたのがきっかけで、早期発見でした。
行きつけの病院でのレントゲン検査で見つかり、
大きな病院でCTスキャンでも確認し(転移なし)、
いずれの獣医さんからも、
ななちゃんの余命は2〜3ヶ月と言われていました。
腫瘍の位置等のリスクの高さから、
手術での完治に賭けるのではなくQOL重視で、
がんの進行を抑えるかもしれないという薬を副作用の無い範囲で服用してきました。
先生たちもびっくりの進行の遅さから、
当時は諦めていた夫の赴任に帯同する話が進み始め、今に至ります。
ななちゃん、私たちに覚悟する時間を十分与えてくれていたのに、
ななちゃんが衰弱していくのを目の当たりにして、
今更もう少し早めに食事の対処していればと後悔したり、
緩和ケアと治療についての迷いがでたり、
結局、私は相変わらずのダメダメな飼い主ですね…
昨年の7月から、ななちゃんの記録をスマホのアプリに残してきていました。
通院履歴、体重の推移、薬の服用等々….
英語でうまく説明できる自信も単語力も無いので、
ホスピスの獣医さんに見せるために、英語にしてノートに書き写しました。
異国の地ですが、それでも最善を尽くしたかったので…
先生とのコミュニケーションの助けになったし、
相談して納得のいく結論にはなったと感じでいます。
ななちゃんが穏やかに過ごせますように💕
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